如月(きさらぎ)


二月二十八日(はつかあまりようか)【水】

T君に名古屋土産をいただいた。
モノは「うなぎパイ V.S.O.P」。
そう、「夜のお菓子」のうなぎパイ、ブランデー風味というやつ。
でも、「夜のお菓子」ではないぞ!
金色の豪華そうなパッケージをよく見ると「真夜中のお菓子」とあった。
うーん、やられた。かなり狙ってるな。

元祖「うなぎパイ」は「源氏パイ」とどう違うねん!って感じやったけど
「うなぎパイ V.S.O.P」はかなりうまい!
イケてます。どうぞ、おためしを。

ルビーの日記を読んだら、王子と「ダンサーインザダーク」を見に行ったとあった。
おいらも見たぞ。
どの映画評見ても五つ星ついてあったので、すっごい期待して見に行った。
感想は…。
ルビーちゃんと同じく、感動するどころか不快だった。
ビヨークのファンには悪いけど、あの主人公のイライラさせる生きかたと
ビンボ臭い顔してイッタ表情で歌ってるのがどうも好きになれなかったのよ。
あたしってツメタイ女かしら?

二月二十七日(はつかあまりなぬか)【火】

午後から休みとって今日も東京。
もちろんいつものごとく走りまくり。
我ながらよくやるわ〜
日曜から読んでいた「生き方のツケがボケに出る」読了。
これが結構面白かった。
自分は将来ボケるかも?と思っていたので、この本を読んでチョット安心した。
僕の今の生き方はボケやすい生き方とは対極にあたるからね。
 
この本からすると
ボケやすい生き方とは、仕事一辺倒の左脳型人生ということで、
趣味や友人を持ち、感動する心を忘れず、心豊かに人生を送る右脳型人間は
ボケにくいらしいのだ。
「おかまにボケはいない(少ない)」というのを聞いたことがあるが、
それは感性豊かなで好奇心の強い人が多いせいかもしれないな。

二月二十六日(はつかあまりむいか)【月】

今日ネットで知り合ったT君とスパワールドにデート(健全な)。
9月にルビーちゃんと行ったきりなので久しぶりだった。
あそこでもらう割引券、いつも使わずじまいなんだなぁ。
そういやルビーも彼の王子様と行こうと割引券握り締めてたのに…。

入浴後、新世界で食事。
行こうと思っていた「もつ鍋屋」がいっぱいで通天閣にほど近い中華料理屋へ。
ここが結構おいしくて、バッチグー(どう?なつかしい響きでしょ?)
風呂でけだるくなった体に空き腹のビールのおかげで睡眠体制に入りかけながら帰宅。
もうバタンQよ、おほほほほ。



二月二十五日(はつかあまりいつか)【日】

朝から東京。
敬愛する師からお食事会のお誘いがあったので新宿までいくことに。
料理は和食。
「関西料理」って銘打ってあったけど、これって関東の方では一般的な言い方なのだろうか?
まぁ、想像するに「京料理」ほど繊細すぎず、大阪あたりの実をとる気風をいれてるということだと思うけど。
そう言えばかの魯山人も、刺身は薄く切るのではなくぶつ切りにせよみたいなことを言ってたのを
本で読んだような記憶がある。
僕も京料理に多い、あの飾り物のような料理はどうも、と思っていたので
その記述を読んで膝を打ったのだ。

食事後、お茶して話しが弾んでしまったので、
せっかく新宿までと来たから2丁目うろうろしようかなぁ計画を実施しないまま
飛行機乗り遅れまいと、今日もせかせか走るのであった。


二月二十四日(はつかあまりよっか)【土】

今日は休日。[cast away]の主人公じゃないけれど、
結構分単位の生活していたりするので(あんな格好よくは無いが…)
今日はのんびりしよう!と思っていた。
平日はあんなにいつまでも寝たいと思うのに
休みに限って目が覚めてもう寝られなくなるのは僕だけじゃないよね。
結局朝から洗濯して楽器の練習して、半日おしまい。(ちぇっ)

午後から思い立って奈良に。
ところが結構時間かかって、のんびりするはずが
夕方の来客の時間が迫ってきたせいもあって、駅とかで走ってた。
これって、普段と変わらんやん!!
でも、JR桜井線って大阪から近い割りにかなりローカルで、
車窓から見える田園風景は日本の原風景ともいえるものでほんのひとときながら
心が和んだかな。

そういう点ならJR和歌山線もかなりいいせん行ってるよなぁ。
京都〜奈良〜和歌山を結ぶラインは癒しラインかも。


二月二十三日(はつかあまりみっか)【金】

新聞見てたら、明日から[CAST AWAY](トムハンクス主演)やるみたい。
実はこの映画先週末に先行ロードショーで見たんだ。
友人に誘われて、どんな内容かも知らずに行って。
僕としてはまぁまぁかな?
終わってから感想を求められて、とっさに答えた感想。
「安あがりな映画やなぁ」
だいたいハリウッド映画って莫大な制作費かけてつくってるっていうイメージ強かったから…

でも、我ながらこの感想はチョット悲しかった。
この感想東京人が聞いたら「大阪人らしい感想!!」とあきれられるかもね。


二月二十二日(きさらぎ はつかあまりふつか)【木】

 今日は職場にぜんざいを作って持っていった。
女半分男半分の職場で、男である私が(一応職場ではそうなっている)
鍋引っさげてぜんざいを持っていくのは、一般的に見ればさぞかし
変なことだろうね。

 だいたい、そんなことしたらバレバレやん、
と思うよね。
でも、三十路を遠にすぎてて結婚してないこと自体
もうバレバレなんだから、それなら廻りの眼を気にすることなく
自由にしよう。思うままにしようって。
たぶん彼らにとって不思議な存在だと思うな。
そこいらのノンケにはわからなことだよね。

 まっ、この世界でも「ふしぎちゃん」っていうニックネームもらってたけど。
   *註 「ふしぎちゃん」…キタの[且座]にはいってた「さだちゃん」につけられた名前。
        
そうそう、ぜんざい。   
ぜんざい作ったらオバさん連中、よろこんでくれたからなー
あんなに喜んでくれたら次何つくってやろうかな、なんて思ってしま
うんよ。
だんだんエスカレートしそうでチョットこわいな。