卯月うづき)

月三十日【火】(うづきみそか)

日曜日に友人宅の飲み会に呼ばれて行って見ると
見事におばちゃん&おぢさんばかりですごいのなんのって…。
なんやらテニス仲間らしいんだけど、そのかしましさに
おばちゃんの相手が得意なはずのあたしもさすがに手を出せませんでした。
いわゆる全国に名をとどろかす「大阪のおばちゃん」予備軍ともいうべきなの。
恥も外聞もないのね。
うちの息子はギャランドゥーがないだの、ちん○が生まれたときから大きいかっただの、
言論の自由?を謳歌し始めたの。
話によるとその大学生の息子はすごく男前らしくて、おてぃんも大きいようだし、
それならもう、あんたいらないから代わりに息子呼びなさいってどれだけ言いたかったか。
そのうち旦那が、息子の息子も大きいけどそれはお前に似たんだとかいって、
小指の半分くらい先出して、お前のマメがどうたらこうたら…
挙げ句の果てはゲロ撒き散らかしてゲームアウト。
他府県のおばさん達もこんななのかしら?
いえ、うちに母親もこうなのかしら?
恐るべし大阪のおばはん。


月二十一日【日】(うづきはつかあまりひとひ)

昨晩は上野にある例のBloomin's barに繰り出そうと思ったんだけど、
ホテルに着いたのが12時前ということもあって断念。
翌日のお仕事に差し支えますからね。
そのかわりといってはなんですが、大阪に帰って新世界に繰り出しました。
一緒に飲んだのはBloomin's barのマスターの友人のH君。
上野も新世界も年齢層が高い所ですが、二人とも20代半ばと場所柄に似合わず若い!
彼らのおかげで上野も新世界も知りました。(笑)
あたくしも若手で頑張っておりますの。
新世界は「竜」っていうお店。
カラオケ無くて静かなお店なの。
マスターの竜ちゃんもあっさりしてて、あたしは大好き。
まだ雫関係の人は誰も一緒に行ったことがないんですけどね。
今度よろしければ「Bloomin's bar」も「竜」もご一緒しましょう。

月二十日【土】(うづきはつか)

今晩のうちに東京入り。
羽田行きの最終便に乗るため関西空港に。
乗機前にトイレに行くと、奥に30前後の好青年発見。
用を足し終わり、水キリの最中。まもなく収納のもよう。
と思いきや、おちん○を振ったままなかなかツユ切りを終えようとしないの。
こりこりっとした風情のおちん○が、横からうまく見て取れました。
あたしも用を終えようとするのにまだ振り続ける彼!
100回は振ってたわね。
といってもけっしてわざと ちん○を見せつけてる風ではなさそう。
真剣にツユ切りしてるのね。
でも、あんまり振りすぎると雫が体にかかっちゃう事があるから気をつけないと!

ところでツユ切りの作法って人それぞれ。
十人十色ね。
縦ふり、横ふり、大ふり、小刻みふり、チューブ絞り、皮つまみ絞り etc…
これって毎日のことだから、おてぃんの成育に何らかの影響有りかしら?
だとしたら 世の男の子達に最善の方法を見つけだしてやらなくては…
小学生の頃、歯磨き講習会があったように、ツユ切り講習するのよね。
あたしもインストラクターとして行ってあげてもいいけど
小学生の講習より、どちらかと言えばせめて高校生か大学生の矯正講習にしてほしいわね。(笑)

月十三日【土】(うづきとをかあまりみつか)その3 九州旅行記その4

全国には「あきたこまち」のように、俗に言う美人どころという所があるわよね。
熊本に来て思ったのは、熊本ってもしかして美男どころかしら?ってこと。
ルビィ説によると美男どころは高松ということらしいのよ。
その真偽のほどはそのうち確かめに行くとして、
今回熊本の繁華街、下通(しもどおり)を歩いてて思ったのは、
みんなおしゃれであか抜けてるのよ。
神戸の三宮でも歩いてるような感じとでも言ったらいいのかしら。
夜行った居酒屋のにいちゃんに男前だったし、
下通のコーヒー店のにいちゃんも目鼻立ちの整った美形。
最初見たとき「あら!天草四郎?」かと思ったもの。(笑)
あたしのタイプじゃなかったけど、そうね、ちょっと若き頃の美輪明宏みたいな。
海も山も近くて、緑が多く空気も水もおいしい。
その上男もうまいとくりゃ(ちょうだいしてないけど…)最高じゃない!
ただ、旅行で立ち寄るんじゃなくて、
住むとなるとゲイの身にはいろいろとやっていきづらい点もあるかも知れないわね。
いくらいい男がいても、ハッテン場とかがなかったり
BARでも顔がさして行きにくいとかね。
そこらへん、ネットってありがたいわよね。
こんなに全国、いや世界に同じ仲間がいて、現にこうして知り合って交友を深めてるんですものね。
もっと前からネットがあれば、あたしも貴重な20代を無駄にしなくて済んだのに…(涙)
でも、こうして遅咲きの花を咲かせることができた?んだから(狂い咲きかも)文句言うべきじゃないわよね。
桃も咲きゃぁ百合も咲く。桃園りり 弱冠 ○○歳 まだまだ行くわよ!(意気軒昂)(笑)


月十三日【土】(うづきとをかあまりみつか)その2 九州旅行記その3

二日酔いで車の中を酒の匂いでぷんぷんさせながら、阿蘇方面に向かいました。
ミルキーロードに入って、やがて車は阿蘇の外輪山に入っていきました。
阿蘇のカルデラは世界一とは聞いていたけど、それがこんなにスケールが大きいとは…。
日本っていいじゃない。九州ってステキだわぁ。
でもね、車が山に登ってカーブするたびに気分が悪くなり、車を止めてもらう始末。
内心すごく感動してるんだけど、そんなこんなで言葉少なに眺めるばかり。
ほんとに某君には失礼なことでした。
彼はコースをあらかじめ綿密に計画してくれていて、下見までしてくれていたの。
それなのに二日酔いで気分悪いってどうよ、って感じでしょ?
バックミラーに自分の映った顔は、それはもうくずれまくりのひどい顔で、
よくこんな顔して車乗っけてもらってるわねというありさま。
あたしってホント最低の女かも知れない…。

カルデラ盆地を見下ろすビューポイントの大観望(大観峰)では突風が吹いていて息もできないほどでした。
おかげで目が覚めたいうか酔いが醒めたというかいうか。
すごくいい景色の所でしたが、黄砂の影響でか霞んでいたようです。
♪黄砂に吹かれてさまよう旅は…  そう、二日酔いの旅…(悲)

大観望を後に、車は北に進路を進めて前から行きたかった黒川温泉へ。
今一番人気の温泉だから、もう人でいっぱいじゃないかしら?
と思っていたら、時間が比較的早かったせいか、さほど混んではいませんでした。
でも、さすがね。観光案内所にでてる案内板には全館満室という案内だったもの。
今年は桜が早かったとはいえ、このあたりまで来ると名残の山桜があたし達を待っててくれました。
渓流沿いの山里といった風情で、ネオンの明かりや温泉地特有の遊技場などのない落ち着いたたたずまい。
駐車場に車を止めて、目的の露天風呂までふらふら歩いていくと
山吹、スミレ、れんぎょう、菜の花、桃、椿、藤…etc と名残から走りまで、色とりどりの花が咲き乱れ、
木々の梢では鶯やメジロのさえずりが歓迎してくれていたのです。


あぁーいいなぁー、こんな所で山菜取ったり、畑仕事しながらのんびり暮らせたらいいわねぇ……
そんなことを考えていたら、あたし達の横に車が止まって、乗っていかれたらどうですかとのこと。
村のおじさんの好意に甘えて目的の旅館まで連れてってもらいました。
こういうことがあるとほんとその旅がステキになる。
もう、村の人にまで歓迎されたような気分になって、いつの間にか二日酔いも薄らいでいたのでした。

あたしたちの入った露天風呂がまたステキでした。渓流沿いの木々に囲まれたほんとに気持ちいいお風呂。
お風呂に入りながら、ルビィちゃんここに来たら喜ぶだろうなぁって。
今度また一緒に来たいわねぇ。


黒川温泉のあと、そば街道で昼食、阿蘇山頂、地獄温泉とまわって、
1日で阿蘇周辺をほぼまわることができました。

月十三日【土】(うづきとをかあまりみつか) 九州旅行記その2

朝8時のバスで熊本へ向かうべくちょっと早起き。
胃が重くてなんだかぼーっとしてるのは寝不足のせい?
ギリギリまで寝てたので、朝食はバスターミナル内にあるマクドで朝マックのテイクアウトにしました。
ところが品物を受け取るや、セットのハッシュドポテト?の油の匂いで吐き気が…。
えっ?もしかして2日酔い?
そういえば昨日は調子のって焼酎ロックでクイクイやったわねえ…。
でも、頭は痛くないしー、んーちょっとは胃が重たいわね。
まっ大丈夫よ。着くまでバスの中で寝れば復活よ!
と自分に言い聞かせるようにして、高速バスは一路熊本へ。

少しウトウトとしているうちにバスは熊本市内に近づいたようす。
今日は熊本の雫ファンの某君に車で案内していることになっているの。
そう、初対面なのよね。
あわよくばちょっとイイことしちゃおうかなー!なんてやましい気持ちはないのよ。(ホントよ)
でも、そんなつもりはなくても初めて会う人にはちょっとよく見せたいのが人情ってもんでしょう。
それなのに…。う、う、うっ…。
なんだか気分わるーいじゃない…。
なんか、お肌の様子も良くないみたい。(女だとたぶん化粧のノリが悪いってことになる感じよ)
バスで寝てたせいで髪も乱れ気味。
これって最悪!昨日は楽しくてついついたくさん飲んじゃったのね。
あー、こんなことになるとは全然考えてなかった…。(しょんぼり)

バス下りて電話。程なく迎えに来てくれました。
りっぱな車にその上キレイに洗車まで。
まるで白馬に乗った王子様!
じゃ、あたしはシンデレラ?それとも白雪姫?
なのに…
「はじめまして」と挨拶とともに車に乗るや、「酒臭いですね」と彼。
「……ご、ごめんなさい。」
その時点であたしは魔法を解かれた薄汚いシンデレラに戻ってしまいました。(でも、シンデレラ…笑)

月十二日【金】(うづきとをかあまりふつか) 九州旅行記その1

いつもなんだかんだ予定を入れてしまってバタバタしてるので、
いっそのこと旅行でもいって旅先でのんびりしようという魂胆で九州旅行を計画。
しかし当初の予定はのっけから総崩れ。
だって仕事を早引きして行くはずが、出るのが遅れて飛行機の時間にぎりぎり。
おかげで普段では乗ることのない特急「はるか」に乗ることになりました。

一泊目は福岡泊。
撮影以来久しぶりに会う九州の王子様達でした。
7月の撮影以来久しぶりに合うrobinちゃんはちょっとふっくらしたような…。
直木王子は逆に少しお痩せになって…。
あたしは、robinちゃんに言わせると濁っていた目が綺麗になったとか…ねえ。
ハイ、濁っていた心が少しは清らかになったせいね。(うそよ!病気のせいでそんな風になってたのよ!)

話題は夏の撮影の事やら、ルビィちゃんがミュージカル見に福岡に来たときにわいわい楽しくやった事やら。
それにもちろん各王子に「こけし制作」の説得も。(あーん。道具と材料持って来るんだったわ)
またひょんなことから、HPはじめた極々初期の頃にあったあたしのマル秘画像の話に。
そんなものあったの覚えてるって、せいぜい初リンク「fragile」先のツヨシくらいかと思ってたら
robinちゃんも見てたのね。
っていうか、なんと彼のMOに保存してるとかしてないとか…。
それって超レア物よね!お宝よ!などときゃあきゃあ言いながらも、即、封印を命じました!!

素敵なメンバーと話をするのは楽しいもの。
みんないつもよりお酒が進んで、いい気分で次のbarに行くことに。
中洲の川べりをそぞろ歩きながら見たネオンは楽しい満ち足りた気分のせいか、
おぼろに光って心なしかとても綺麗に見えました。

楽しい時間はあっという間に過ぎて、お別れね。
みんなでホテルまで送ってくれました。
もっと話をしたいけど、明日は早起きして熊本行き。
今度会うときには「こけし」作ろうね!と勝手に約束して別れました。
zzzzZZZZ…おやすみ


四月七日【日】(うづきなぬか)

今日は京都。
例年なら桜が盛りなはずだけど、今年は残念ながらもう「散りはて」。
なんとか八重桜には間に合ったという感じでした。
メンツはルビィちゃんと九州から来てる頼太君とあたしの3人。
3人が河原町の駅に降り立つや、花の終わった都に再びあでやかさが戻ったようでした。
コースは全てルビィちゃん組立ててくれました。
おかげで短時間のうちに銀閣寺、清水寺と名所を押さえ、
芋ぼうやわらびもち、抹茶ソフトなど、京の味覚も味わうことができました。
そのてきぱきした案内ぶりは、まるでガイドブックが頭に入ってるよう。
「西園寺るるび」と、命名して差し上げました。
頼太君はあこがれの京都に、ルビィ、リリィ揃って一緒に観光してもらえたことを
たいそう喜んでくれてるみたいでしたが、
若くてかわいい頼太に相手してもらって本当に嬉しいのはあたし達2人なのでした。

月六日【土】(うづきむいか)

夜は王子の雫第一回ミュージカルオフ会。
と言うんだとは知らなかったけど、とにかくみんなでわいわいと梅田コマへ観劇ね。
開演の時間を勘違いして思いこんでいたので他の用件とダブルブッキング。
なんとか予定を組み直して無事劇場へ行くことができました。
見たのは「王様と私」。
ミユージカルはこれでたぶん4度目。これまでのはじつのところどれもあまり面白いとは感じてなかったの。
だって外国で連れていってもらった2本とこの前見た「キャッツ」ですもの。
外国で見たモノについては当然意味分からないし、キャッツもストーリーあってないようなもんだから…
「キャッツ」は人気あるけどあたしにはあってなかったみたい…
見終わった感想は、
「歌って踊ってるだけやん。」(それを楽しむのがはミュージカル何だけけど。)
そう、ストーリーのハッキリしたものがいいみたい。(笑)
だから、今回の「王様とあたし」はあたしにはぴったりだったのね。
本当にたのしく拝見しました。
いろんな方が出てらっしゃったけど、何と言っても一路マキがステキだったわ。
(でもごめんなさい、ステキといいながら漢字忘れちゃった…し、ついうっかり「真実一路」さんって間違っちゃったの)
あたしも彼女がカーテンコールの時にしたみたいに、スポットライト浴びてエレガントにご挨拶とかしたいわ。
桃園リリィって言う名前も少し宝塚入ってるしどうかしらね。(笑)
でもあたしはやっぱり「雪組」じゃなくて「雫組」でしょうね。


月四日【木】(うづきよつか)

前に行った体験メンズエステの2回目。
あのときは気分転換ぐらいの気持ちで行ったので、今日予約入れてたのを忘れてたくらい。
もう行くの面倒だけど、代金も払ってあるので一応行きました。
施術もおわって、入会の予約を断ってさっさと帰るつもりが、説明する男の子がよく見ると結構かわいいので
一通り話を聞いてあげることに。
話は上の空で、「この子、目元が綺麗で鼻筋も通ってるんで、ひげ剃ってすっきりしたら王子にいいんだけどなぁー
結構こっち系だったりして…」などと入会の誘いの話も聞くどころか、王子の誘いの話をかんがえながら
メンズエステ2回目を終えたのでした。

月三日【水】(うづきみつか)

世間って狭いって言うけど本当ね。
今週も東京日帰りだったので、
先週と同じく羽田からの終電ならぬ終便を予約して
時間いっぱいまで上野のBloomin's barへ。
そこにいたお客さんと話してるうちに
以前、うちのほん近所に住んでいたということが判明したの。
それに、某HPを見て「且座」に行ったというじゃない。
「えっ?それってもしかして『王子の雫』?」

どうせばれちゃうから言っちゃいました。
「桃園でございますぅ」って
「……!!」
「HPで想像する桃園リリィとイメージ違うでしょう?」
「いや、想像してた通りでした。」
「……....」(複雑な気分) (苦笑)

まぁ、どの部分で「HPの桃園」と「目の前のあたし」がリンクしてるのかわからないけど
「きっとイイ部分ね!」と勝手に前向きに解釈し
て、その1分後にはそんなことも忘れて騒いでいた桃園でした。

その後王子候補のC君と例のBloomin's barでお会いしました。
人当たりのいい、王子としてのオーラを感じさせるナイスガイでした。
彼は「王子の雫」の「エロさ」というよりセンスの良さを気に入ってくれてるらしい。
これ聞いたらルビィちゃん喜ぶなぁと思いながら聞いてました。
最近あちこちで流行っているぼかしテクなどは彼が創案したのです。
まぁ、雫流家元と言ったところよね。

飛行機の時間もあって、あんまりゆっくり話する時間もなかったんだけど
日が合えばバリ島とかに行って写真撮れればいいねぇなど話してました。
そういえば第3王子のタケルもあっち方面好きだしなぁ…。
王子の雫海外ロケツアー。いいかもね。