水無月(みなづき)


六月三十日【日】

予定の何にもない純粋なお休み(^o^)
朝寝坊するつもりだったのにまたまたマーフィーの法則なのよ。
7時に目が覚めて、もう眠れないの…
でも、今日は朝トイレに起きてそのまま眠れないというパターンではなくて、
実はあそこがギンギンで眠れなかったの…(恥)
10代のガキじゃあるまいしって感じなんだけど
今日の朝立ちはいつになくほんと凄かったのよ!(誰も聞いてない?)
それこそ10代の時みたいにギンギンで痛いほど勃ってるって感じ。
ふだん人とHするときはこんなになったことないのにどうよ!って我ながら腹立ちました。
(朝からチンコも腹もたって大忙しよ!)

そういえば、大先輩にあたる人の話しなんだけど、
前立腺を悪くして、その薬のせいか、すごく精力が湧いてきて、所構わず勃ってしようがないって
うれしい?悩みを聞かされました。(→ルビィちゃんの話じゃないから念のため…)
もっと若くてタイプならそんな話でもそそられたんですが。
タイプじゃない人の身の下話は気持ち悪いだけなのよね。
話し飛ぶけど、今朝プールの更衣室で見たおじいさん、やたらでかマラ(亀頭→大)で
若い頃ウイブイいわせたんだろうなと思いつつも、
なんだか生々しくてちょっとヤでした。
やっぱり年くったらそれ相応にしなびていくのがいいかしらって思いました。

でも、あたしはまだまだしなびないわよ!!

六月二十一日【金】〜二十三日【日】
(香港旅行記)

香港に行くことにしたの。
ほんとは石垣島かその周辺の島をねらってたんだけど、
たまたま見た雑誌の香港特集を見て決めました。
対岸の摩天楼を望むホテルのジャグジーが素敵だったんだもの…
優雅でエグゼクティブな感じがあたしにぴったりって感じ!
でも、さすがに一人で泊まるには高くて二の足を踏みました
誰か誘えば半額で済むからいいんだけど、
もう三週間をきってるのですぐには休みが取れないでしょうしね。
それに今回はマイレージの無料航空券で行くから、なんか自分だけ悪いじゃない?
結局ネットで安いサマープランを探したりして、泊まりたいホテルを一泊ずつ分けて
「一粒で二度美味しい」豪華ホテルはしごプランにしました。

今回の旅のコンセプトは「リッチでゴージャスに癒されたい」!
ホテルでブラブラして優雅なひとときを過ごすの。
本屋で立ち読みした(買えよ!)るるぶに泊まってみたいホテルとして載ってました。
「セレブなあなたにぴったりの…」
なんだか訳の分からないうたい文句ながら、妙に惹かれたあたし。
旅行中何かと呪文のように「セレブなあたし」を口ずさんでいたのでした。

《初日》
関空10:00発、
そう、金曜日なのでお仕事お休みしました。
「さぼって…」などという人がいるけど、ちゃんと有給取ったまでのこと。
人様に後ろ指さされる筋合いじゃございません。
と強気なわりに、飛行機落ちたりしたらなんて言われるかしら?と命のことより
人の目を気にしてたりするあたし。
  
香港まで約3時間半。
帰りは3時間ほどらしい。
「香港って手軽じゃない。また気が向いたらプイっと週末にでもこようかしら?」
と優雅さを気取って言ってみたりする。
一日目のホテルはグランドハイアット。
リゾート並の大きなプールが一つの売りなのよ。
一人でぼーっとするにはプールは重要な要素。
さっそく、超小さいサイズのぴちぴちもっこりビキニで出かけました。

部屋は角の広いお部屋でした。
ベットはかなり大きいサイズで、シンプルだけど気品を感じさせてくれるもの。
仕事できそうな机に、FAX、モジュラージャック。
いろいろなシチュエーションに様々なポーズが泉のようにわき出てきて、
無性に撮影したくなりました。
試しに、タイマーにして自分でポーズを決め撮ってみるけど
机においたままでは微妙なアングルは撮れないの。
一人であーじゃこーじゃしているうちに「あたしってこんなとこまで来て何やってんだろ?」
と気づく桃園。

《香港G事情の視察》
のんびり過ごすのが今回の旅行の目的だというものの、
香港の街も少しくらいは味あわなくてはね。
いろいろ見所はあるでしょうけど、今回はGスポットに絞って味わうことにしました。(笑)
行く前にネットで調べてプリントアウトした紙を片手に「銅鑼湾(コーズウェイベイ)」へ。
目指すは香港のガタイのいい若者が集まるというサウナ(ハッテン場かな)「WE CLUB」。
ちょっと汚げであやしそうなビルにあるのが隠微な感じでステキ。
汚そうで中は案外きれいだったりするの。
こういう感じは日本でも外国でも同じなのね。
案の定中はきれいで安心して入れました。
入会の受付用紙には適当なパスポートナンバーといい加減な名前を書いていざ中へ。
システムと作りは日本と全く同じでした。

中はかなり広くて、金曜の夜ということで人出は結構あったの。
あたりをきょろきょろしながら歩くあたしを見て、
こいつは目新しい新入り!という、みんなの鋭い視線を感じました。
や否や次の瞬間にはお触りモーションの嵐!
きゃー!一体どういうこと?
もしかしてあたしって大イケ?
それとも皆さん常連ばかりで飽きてるだけ?
中にはかなりしつこいモーションをかけてくる奴もいて、
真っ暗な迷路みたいなところ入ってしまったときにはこのまま無理矢理やられちゃうのかしら?
と恐ろしかったわよ(笑)
でも、まぁーなんて香港の男って積極的なのかしら?とお国柄の違いにビックリ。
勉強になりました。
東京と大阪でも違うけれど香港は大阪以上にアグレッシブでしたわ。
ここでは「待ち子」なんて言葉はきっと存在しないんだわ。

さすがの桃園も異国のハッテン場だけに多少ビビってたんだけど、
暗さや雰囲気に慣れてくる内にガタイのいい男達が揃っていることに気づき、来てよかったと実感。
日本では体がいいと言っても、筋肉もある替わりに腹周りも贅肉も付いてますってのが多いんだけど
香港では違うの。
スリムな体に程良い筋肉。腹筋のきれいに割れてる子も結構いました。
あー、こんなところ日本にもあったら…とうらやましい限り。
「がんばれニッポン!」って感じだわよ!

そうこうするうちに、話する子ができたの。
ありがたいことに少し日本語勉強したことあるって言うじゃない。
結局、話が弾んで一緒に夕食を食べに行くことになり退館。
海鮮料理の店に向かったのでした。

《ゲイテイストたっぷりのブティック》
美味しい中華料理を腹一杯頂いた後、彼が自分の店を紹介すると行って連れていってくれました。
ショーウィンドーには何とゲイテイストあふれる服着たマネキンが…
そう、彼って自分でデザインもするブティックのオーナーさん。
若いのに立派でしょ。
でもそのマネキンさんの衣装、これってエイチオーエムオーばればれやん、みたいなもの。
と思いながら、そのTシャツすすめられて試着してみると意外に良かったので買っちゃいました。(笑)
ほろ酔い気分で気が大きくなったのと、判断力がゆるんだせいかしら。
その上、日本で、しかもシラフなら買うことはないだろう
「ギャランドゥー見え見え股上浅いジーンズ」も購入。
翌朝ちょっぴり後悔するものの、桃園らしくていいかも?と自分をはげましました。

いろいろ他の服を見せてもらいながら説明を受けたのよ。
それによると年に数回日本に来るというの。
日本のお店廻って情報仕入れるのよ。
でも、中には「このTシャツは日本の●●●(某ブランド名)のを買ってきて同じものを作った」とのこと。
えっ?それってコピー商品やん!ってツッコミ入れようと思いましたが
あまり堂々言うので、言っても通じないかも?と判断。
その判断はほぼ正しかった!
自慢げに「同じデザインだけど、僕んとこの方がいい生地使ってるよ」っていうくらいだから…(笑)
著作権っていう言葉、中国語にはきっとないんだわ!(笑)

《香港のGディスコ》
香港の夜は人出が遅いの。
先の彼の案内で連れていってもらったGディスコ。
凄い人出と熱気に圧倒されてしまったわ。
こんなだったらもっとイケイケスタイルで来ればよかった…(笑)
しかしながら日本ではとんとこういうところには出入りしてないので
なんだかくたびれちゃってそこそこに戻ってきちゃいました。

《2泊目 海の見える屋上ジャグジー》
2泊目はインターコンチネンタル(元リージェント)に宿泊。
今回は欲張って1日目2日目と違うホテルを味わおうという魂胆。
だってどっちも捨てがたかったんだもん。

このホテルのあたしの一番の目的は屋上の海の見えるジャグジー。
ネットでいろいろ調べてみると、このジャグジーに入りたいがために
リピーターになってる人も多いみたい。
着くや否やさっそく行きましたとも。
真っ白なバスローブに身を包んで…。
もう、気持ちはどこかの令嬢気分。
対岸の香港島のビルを海越しに見ながらゆったりと…。
うーん、優雅だわん。
ゴージャスなあたしにぴったりじゃなくて?(笑)
でも、ついつい本性が出ちゃうのね。
来たからには入りゃにゃソンソンって感じで
結局朝な夕なに体がふやけるほど入りました。(どこが優雅やねん!)
嗚呼、悲しき性!

今度来たときはそれこそゴージャスそうなスパに挑戦?してみよ−っと。(笑)
香港の写真帳