葉月(はづき)


8月22日【木】

柿の葉寿司をいただいた。
柿の葉寿司というのは、シメ鯖(最近は鮭等も)を載せた酢飯を柿の葉でくるんで
一晩押して作った早なれ鮨。
奈良や和歌山の吉野川流域の郷土料理です。
以前住んでいた家には柿の木があったので、
若葉の季節になると一人で夜な夜な柿の葉寿司を作ったものです。

その柿の葉寿司によくサンドウィッチ等に付いてる小さなお手拭きが付いていました。
小さすぎてあんまり手を拭くには役の立たない代物なんだけど、
実は子供のころからあの匂いがだーいすき(笑)
兄弟が多かったものんだから取り合いになるのよね。
今じゃウェットティッシュに押され存在価値がほとんどないんだけど
今日は久しぶりに匂いを嗅いで子供のころを思い出しちゃいました。

嗅覚というのは時をおいてもその時の体験や状況をまざまざと思い出させてくれる働きがあって、
人間の動物的な一面を感じさせてくれます。
体がとろけてしまうほどの甘美な夜を過ごした男と同じ香水をある日突然街で嗅いで、
その場にへたり込んでしまいそうになることもありますものね。

話は飛躍してしまいましたが、あたしはお手拭きの匂いで
子供のころ駅のキオスクで売ってた冷凍みかん(これっていまでも売って欲しい!)やゆで卵などが
連鎖的に思い出されました。
思うんだけど、あの匂い付きのウェットティッシュ売り出してくれないかしらん?
とひそかに願ってたりするのはあたしだけ?
それと外国の航空会社のえげつないおしぼりの香料もお手拭きの香料に替えて欲しいと思うのも…

8月21日【水】

「TOOT」、なかなか人気高いみたい。
他のブランドより若干高めだというのに。
やっぱりGはおパンツがお好きなのね。(笑)

話が少し変わるけど、コックリングして下着つけると
もっこりがグィンと盛り上がって股間が強調されるのご存じかしら?
昔、ブラで「寄せて上げる」というのが流行ったけど
「まとめよせて上げる」っていう感じの仕上がりになるの。
ヒップupして見える補正下着は売ってるけどもっこりupの下着はないでしょ。
ズボンはいても股間のもっこり位置が高いと足が長く見えたりするしね。
なかなかいい商品になると思うわ。 コックリング付きパンツ
「OOJI」ブランドのパンツ第1号はこれでいくわ(笑)
*コックリングはトルマリン入りのシリコンリングにすると癒し効果抜群ですね。
でも、コックリング付きにしなくてもリングはめて好きなパンツはけば済むだけの話かも。


8月18日【日】

昨日友達に誘われて久しぶりに堂山へ。
なんだか賑やかだなと思っていたらなんでも「堂山まつり」だということ。
駐車場にテント立てて模擬店が出てたり浴衣姿の野郎がいたりある一角だけ盛り上がっていました。

友達との待ち合わせは堂山アベニュー入り口のTUTAYA。
芸姑はんたちの待ち合わせ場所の定番です。
少し早めについたので(珍しい)、いい本ないかなぁ…かわいい子居ないかなぁ…と
店内をうろうろして目に入ったのがナンシー関の消しゴム版画集。
本の帯には「追悼 6月に急逝したナンシー関の遺稿集」とあるでは。(驚)
えっ?ナンシー関死んじゃったの?
芸能関係にはかなり疎いので、誰が死んでてもいまさら驚かないけれど、
結構好きな類の人だったのでその早い死が本当に惜しまれます。
週刊朝日「小耳にはさもう」、週間文春「テレビ消灯時間」のコラムは雑誌を手にする度に
欠かさず読んでいたものです。
毒はきつかったけど、洞察力にすぐれ思いがけない視点で物事をとらえてばっさりいくのが
心地よかった。
テレビ見るより彼女のコラム読む方が面白くて、それを読むと、その番組見たかったなーと思わせてくれました。
でも、いったいこの人1日に何時間テレビ見てんの?
というよりお宅のテレビ消灯時間あるんですか?っていったほうがいいみたい。
テレビは嫌いじゃなかったでしょうけど、それほど見るのはきつかったと思うわ。
彼女の死因は虚血性心不全ということだけど、
あちこちの書き込みを見てみると、「太りすぎ」「運動不足」「過労」「過食」が原因?等と書かれてあります。
享年39才とはあまりにも若い。
人は、年若くして逝く、という不合理な死にたいして、
何かと理由をつけてやるせない気持ちの落ちつけどころを作りたくなるものなのね。
デブで食い過ぎで体動かさないからそうなっちゃったんだ…いう風に。
たぶん雲の上から自分の自画像版画みたいに、
長い後ろ髪に少しだけ横顔のぞかせて「けっ」って言ってんでしょうね(笑)

週間朝日の担当の話では今まで原稿を「落としたことは1度もなかったし質も全く落ちなかった」
「プロ中のプロ」と絶賛していたらしい。
同じ「週朝」に連載している山藤章二氏、漫画家のしりあがり寿氏、
民俗学者の大月隆寛氏なども最大級の賛辞を寄せていたとありました。

8月15日【木】

先日ルビーちゃんと会ったときに、「TOOT」という新しい下着ブランドの話を聞きました。
なんでも、おてぃんぽの収納状況にこだわってつくられたとのこと。
どういう話かというと、なんでも、現在のパンツは
竿を下向きに収納する欧米式のカッティングを採用しているため、
パンツの下の部分に無意味な空間が生じ、
パンツをずりあげないとフィットしない、ということらしい。

そういえば、外人のアンダーウェア画像は下向きに収まってるわよね。
日本人より長いはずだから上向き収納のlほうが具合がいいように思うけど、
あたしはその両者の違いについて、外人は「上付き」、日本人は「下付き」であることからくるんだと思うの。
(それほど個体数あたったわけではございませんが…)
それにペニスの生えてる向きも関係あるんじゃないかしら。
外人は前に向かって生えてて、日本人は下向き気味に生えてるってこと。
だからトランクスの場合、下からからはみ出ちゃったって経験ありません?

まぁ、そんなこんなで、ルビィちゃんからデザインもいいって聞いてたので、
昨日東京に行ったついでに伊勢丹で早速買ってきました。(笑)
上に書いたおてぃんぽ収納に関するうんちくがHPだけでなく
あの伊勢丹の店頭にも書いてあるのかしらん?
という点が興味あることでしたが、さすがにそれはありませんでした(笑)

それより、あたしが気になったのは伊勢丹の下着売場の腰だけのマネキン。
というのも、DKNYだったかCKだったかのブリーフをはかせてあったんだけど、
マネキンの股間部分の膨らみが足りなかったのか、そのブリーフのカットが大きいためなのか、
何と紙を丸めて詰め物をしていたのでした。
パット等ではなく、タダの丸めた「紙」。
それがいかにも紙丸めたのがバレバレで、貧乏くさいようななさけないような。
小学生がプリント丸めてボイン作ってんじゃないんだからねぇ…。
あたしとしてはどうせ詰めるなら柔らかい布でうまくもっこりを形作るなり、
逆に竿や玉まで再現するなり(極太でたのんます)、
伊勢丹ぐらいのデパートならもっともっこりにもこだわって欲しいと思いました。
うきうきしてた下着のお買い物がなんだか興ざめしちゃったのでした。