長月(ながつき)

9月16日【月/祝】

昨晩はシャワー浴びて早く寝るはずが
何気なくつけたテレビのドラマにはまってしまい結局2時就寝。
これならわざわざ泊まりでくることなかったわ(笑)
でも、鶏みたいに暗いうちに起きるのはヤだものね。
だからそれはそれでよかったんだと。
岸恵子がでてたのでなんだか懐かしてしばらく見てる間に引き込まれて…。
昭和五十年代に放送された「修羅に生きて」というドラマ。





9月2日【月】

先月からいわゆる元彼だった人と会うことが続いた。
昨日会った相手は、別れてから3年ぶりに突然電話がかかってきて、
自分に理想の彼ができて友人として会えるようになったから会おうということ。
そうなったら会おうと前から決めていたらしい。
彼は「(自分は)〜しなければいけない」と思いこんで決めつけたり、
先のことを計画していく癖があった。

久しぶりに会って、彼はあたしと別れてからどれほどたくさんの男とお見合いをして
今どれほど素晴らしい相手が見つかって幸せかを延々語ってくれた。
毎日(決まった時間に)メールを交わし、
年末までの会う日(遠距離ということもあって)や
旅行のスケジュールもきちんと決まっていることなどを。
予定を詰めて縛られるのが嫌いなあたしと違って今のお相手はまさしく理想の彼なのだろう。

食事を終えて、もう少し飲みに且座に行くことにした。
且座では偶然にもまた別の元彼、そしてルビィちゃんたちと一緒になった。
(なんかあたしったら次々とおとこ替えてるみたいじゃない!!違うのよ、たまたまよ)
席が並んでいたせいもあって、お互いいつつきあってたか自己紹介し会ってるし、(ひぇー)
ルビィちゃん達とも恋する乙女のM子Bの話から恋愛とは…みたいな話を皆がすることに…。
そのうち酒もすすんで、今日会った元男が俄然饒舌になってきた。
あたしと別れて50人近くも会った話しをはじめとして、
つきあっていた時、あたしにいかにひどいことを言われ、いかにひどい仕打ちを受けたかをしゃべり続けた。
最初はそれなりに盛り上がって、あたしがなんてひどい奴かみんな驚いてわいわい言ってたんだけど、
あまりの都合の良い話しぶりにもう反論する気にもなれず、気分も白けて嫌な気分に。
話しもここまで前後の脈絡なく自分の感情のまま話すとこうなるのかと変なところで感心。

しかし、いったい彼は何のために会おうっていってきたんだろう…?
のろけ話?恨み言言いに?(笑)
あたしもなんで彼と会う気になってしまったんだろう…?(後悔)

帰り道で彼は、つい調子に乗ってしゃべりすぎて自己嫌悪に陥った。とつぶやいた後、
そんなにひどいひどいと思うだけ好きになった相手だから…(言われても仕方ないよね)
と自分一人で得心して帰っていきました。

彼は自分は精神的に弱いといつも言ってたけど、
いつも被害者然となれる人は本当は強いんじゃないかとつくづく思いました。(笑)

彼は今度お互いの彼を連れてきてWデートをするんだ、と(自分一人で)決めていましたが、
それをすることの意味があたしにはわからないし、もう正直言ってあたしみたいな悪人は
彼のような天使(職場で天使のようなな人と呼ばれているらしい)みたいな人とは
かかわりを持ってはいけないことがよくわかった1日でした。